何を決断したんだろうね?
※全て捏造
※アニワン勢いのままなので整合性などない
※アイスキャンディー食べたい(暑い)
「随分苛立ってるなぁ、アイスキャンディー」
ティーチが嬉しそうに話しかける。これは挑発だ。だってアイツはそれはそれはおかしそうにおれを見詰めている。
「だから何よ。ティーチに言われたく…」
「歯牙にもかけられなかったなぁ、お前。"英雄"コビーに「もう黙って」
ソファに沈めこむように深く深く押し倒す。パチパチと松明の音だけが部屋に響いていた。頂上戦争で、泣きながら震えてた男と思えない程に成長した彼。誰の師事を受けたかなんて直ぐに分かった。あの実直で誠実な拳なんて一人しか居ないのだから。
「お前は何をそんなに苦しそうにしてるんだぁ?」
「何って…そんなの」
……そんなの、なんだった?まぁいいや、忘れた。きっと思い出す必要も無い。おれに必要なものは目の前にある。
「ゼハハッ…なぁクザン、お前は何者だ?」
「おれは…おれよ…」
絡めていたティーチの手から豪華な指輪を1つ1つ外す。背中に当たると痛いから、あらかじめ取るようにしたのは最近の出来事だ。
「黒ひげ海賊団…10番船船長の、クザンよ」
「大正解だ。アイスキャンディー」
ティーチは不敵に笑うと明かりを消す。おれのタイを外す音が聞こえた。